Q 土足用の床板の取り扱いはありますか?

A 弊社では内装用フローリングのみの取り扱いとなります。

Q 内装用の羽目板を外装で使用する事はできますか?

A ご使用いただけません。内装でのご使用を想定した商品となっておりますので外装で使用されると割れなどの不具合が起こります。

Q UV塗装とはどんな塗装ですか?

A UV塗装はUV(UltraViolet rays:紫外線)の略で、紫外線を照射すると硬化する性質を持った塗料を使う塗装方法です。

  従来の塗装より硬度に優れています。

Q 杉の産地はどこですか?

A 産地は九州、四国、中国地方となります。各方面の杉を使用している為、産地を特定はできませんがすべて国産杉を

  使用しております。

【ホームページをリニューアルしました】

この度、ホームページをリニューアルいたしました。
商品情報やお知らせ情報の発信などを行ってまいりますので、みなさまどうぞ宜しくお願いいたします。

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木材加工について

焼杉材のメーカーとして
国内トップに立つ中本造林
中本造林では昭和50年から製材事業、昭和54年から杉の焼板加工をはじめました。
焼杉を工業製品化して量産体制を組み、全国規模の流通ルートに乗せたのは中本造林が最初でした。現在は広島の栗栖工場、徳島の中本造林徳島の2か所で製造を行なっており、焼杉材では全国ナンバーワンのメーカーであり、約40%の高いシェアを占めるまでになりました。

中本造林のこだわり

時間をかけ、乾燥の品質にこだわる

中本造林では杉を製材した後の天日乾燥・人口乾燥を自社で行なっています。無垢材に必要なのはしっかり・じっくりと乾燥させる事。
原材料の段階から時間をかけて乾燥させ、加工する事で施工後の収縮を軽減させることができます。

まず約1ヶ月間(冬季は約2ヶ月)天日乾燥(太陽光)させ、含水率を25%まで下げます。
乾燥はただ決められた期間行えば良いというものではなく、木の状態を的確に判断できるだけの経験が必要な作業でもあります。杉板を急減に乾燥させると割れが生じる場合もあり、木に良くないため、天日乾燥でゆっくりと水分を抜いたあとで人口乾燥機に入れていきます。
人口乾燥は2~3日で完了し、含水率が10%を切るまで進めていきます。
その後、乾燥させた木材は倉庫の中で「養生」させます。養生とは、最終的な含水率を12~15%まで戻すことであり、これによって木材加工に最適な含水率に仕上げていきます。
中本造林では乾燥工程だけで1ヶ月半以上の時間をかけ、乾燥の品質にもこだわり続けているのです。

「一貫生産」にこだわる

中本造林では「一貫生産」にこだわっています。
原材料の仕入れ、製材、乾燥、加工、選別、塗装、梱包から出荷に至るまで全て社内の熟練工による一貫生産システムを導入しています。商品の生産を自社内で完結できるため、商品に対する理解や愛着もより深くなっています。
また、お客様からの幅広いニーズにも対応しやすいというメリットもあります。原材料となる木を植えて、育てて、大事に使う。木材加工のプロとして素材にもこだわりを持ち続けています。

「木表」(きおもて)にこだわる

中本造林では、商品の生産において、「木表」(きおもて)を使用面(化粧面)としています。木表とは、木の表皮に近い側、反対に木裏とは木の芯に近い側のことをいいます。
木表は色ツヤが良く、木材特有の毛羽立ちが出にくく耐久性が高いなど、使用面にするのに適しています。どちらが木表かは木口を確認すればすぐに分かる事ですが、すべての生産工程で携わるすべての人がこのことを常に意識しておかなればなりません。中本造林では、徹底してこのこだわりを持っています。

「浮造り」(うづくり)にこだわる

焼杉板は、乾燥させた杉板の表面をバーナーで焼くことにより炭化させ防虫、防腐効果を持たせています。板表面の夏目と呼ばれる柔らかい部分をワイヤーブラシで磨き、冬目と呼ばれる木目の硬い部分を浮き立たせるようにした化粧面の仕上げ方法である「浮造り」によるものが人気を集めています。

塗装にこだわる

無垢材は最終仕上げによって品質が決まります。
中本造林はUV塗装や自然塗装などの最新技術も業界でいち早く取り入れてきました。UV塗装は紫外線を照射することにより塗装膜の表面を硬化させる塗装方法で、従来の塗装より乾燥が早く、傷も付きにくくなりました。
また、弊社の「UV表面強化塗装」は「鉛筆硬度試験」で8H以上の硬度を実現。自社工場で生産するフローリングの塗装はこの高いレベルの塗装技術が施されています。

各工場の役割

栗栖工場

製材から塗装まで自社一貫生産で、焼杉板の外装材を製造。弊社の焼杉板は直火で杉を焼いた板を使用しており、「中本の焼杉」として国内トップシェアを占めています。国産杉の丸太を有効活用することで、森林を活性化させ、日本の風土に合った品質の製品を作っています。

友田工場

広い敷地の乾燥土場があり、工場内の風通しの良い場所に杉を交互に立て掛けて天日乾燥をしています。弊社の主力商品である杉や桧の床材、羽目板を製造。材に木のコマを入れて補修する埋木作業も行っています。

中本造林徳島

焼杉板や羽目板など、国産杉の内外装材を製造。乾燥土場もあり、杉の丸太から製品にいたるまで一貫生産を行なっています。杉フローリングや杉羽目板の製造をはじめ、主力商品の製造拠点として重要な役割を果たしています。

中本造林の山林経営

国産杉へのこだわり
現社長の中本雅生の父である中本利夫が、郷里の広島県吉和村(現廿日市市)でスギの穂苗を植え始めたのは、昭和24年の事です。その時点では、確かなノウハウもなく、手探りで始めた植林でした。以後、私たちは木を植え育て続け、その面積は広島県内外の約2,000haにおよんでいます。この森を健全に守り育む事に、私たちは誇りを持って取り組んでいます。現在、「太田川流域SGECネットワーク」に参加し、廿日市吉和で管理している1071.12haはSGEC/PEFCの森林認証(FM認証)を取得し自然環境に配慮した林業経営を行っています。

私たちが主に植えているのは、吉和村八郎谷周辺でみられる天然スギの一種、「ハチロウスギ」です。天然林のスギ枝や林床に生えている稚樹を採取して苗木にするのです。日照不足に強い、花や実をあまりつけない、成長期間が長く持続的に成長する、といった特性を持っています。日照不足に強い特性を活かすなど、他ではみられない「中本流林業」を実践しています。

森を健全に保つには、「植えてそのまま」というわけにはいきません。下刈り、雪起こし、蔓切り、枝打ち、間伐といった様々な造林作業を森の状況を見ながら計画的に行なう必要があるのです。相手が生物だけに複雑ですし、超長期的な視点を求められるのが特徴です。常に気を抜けません。しかし、森を育てるという行為はまさに自然との対話であり、無量の喜びを伴う仕事です。

中本造林株式会社は、平成元年に第28回農林水産祭参加表彰行事の林業経営部門で栄誉ある天皇杯を受賞しました。私たちの苗畑から商品販売までの一貫体制が評価されたためです。
創業当初から植えていた代表的な森では、当時に想定していた伐期に達した区画もあります。しかし、今日に至って、私たちは、100年伐期の林業経営を目指すことにしました。私たちが生産するものには、より高品質、高付加価値を求めるためです。したがって、近年、中本造林は素材生産目的の皆伐を止めています。とは言え、林業収入がない、という事ではありません。

私たちは森の中に作業道を県内有数のレベルで巡らせているので、間伐(立木の間引き)のために伐られる木材のほとんどを収穫できるのです。そして、間伐で収穫した木材は無駄なく有効活用して収入を確保する工夫を行っています。品質の良い丸太は当社の製材工場へ持ち帰ってスギ製品の素材に使われています。間伐した木の中には細すぎたり、大きく曲っていたりスギ製品には向かない木材も出てきます。そういった木材は当社のチップ工場に持ち帰りチップに加工してバイオマス発電所に発電用燃料として供給する取り組みも行っています。

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